さくら工房の革製品は、すべて手作業で製作しております。
一つの製品を作るのにとても手間と時間がかかりますが、より味わい深く丈夫なものをお客様に使っていただきたいと思い、作業しております。

・裁ち
一つ一つの材料を、型を使い、革包丁もしくはカッターにより裁断しています。

・染め
染料を使い刷毛や筆で、手作業で染めていきます。
手染めならではの味わい深い発色や、色落ち（エイジング）が楽しめます。

・縫製
古来より馬具職人によって受け継がれてきた伝統的な技法です。
菱目打ちで縫い目をあけ、糸に蜜蝋をひき、糸の両端に二本の針を通し、一針ずつ交差させながら縫っていきます。一目一目が味わいあるものに仕上って行くと同時に、一本の糸が革の表と裏を交差しますので、ミシン縫いよりはるかに丈夫なものになります。

・使用
最後の工程は、私ではなく使っていただくお客様自身です。
革は、大切に使えば使うほど、色々な味が出てきます。
あなた自身の手で、最高の作品に仕上げていただけると私も嬉しい限りです。